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1年に2回,「春」と「秋」の『お彼岸』

■1年に2回、「春」と「秋」の『お彼岸』
秋のお彼岸を「秋彼岸」といい、秋分の日を中心とした前後三日の七日間です。
春分の日と秋分の日を『お彼岸の中日』とする理由については諸説ありますが、今回は一般的なお話をご紹介します。
春分の日と秋分の日は、太陽が真東から昇り真西に沈むとされ、真西にあるとされる阿弥陀如来の極楽浄土に太陽が向かう日がお彼岸になったと言われています。

■お彼岸のお供え「ぼたもち」?「おはぎ」?
お彼岸のお供えといえば、「ぼたもち」と「おはぎ」。なぜ呼び方が違うのか疑問に思いますよね?
お彼岸ならではの理由があります。
春彼岸には「ぼたもち」をお供えします。「ぼたもち」はもち米をあんこでくるんだ食べ物です。
『牡丹の花が咲く頃』にお供えするので「ぼたもち」と呼ばれ「こしあん」で作ります。
一方、秋彼岸には「おはぎ」をお供えします。小豆の色は邪気を払う力があるとされ、お彼岸のお供えに好ましい縁起の良い食べ物とされています。
秋には『萩の花が咲く季節』から「おはぎ」と呼ばれ「つぶあん」で作ります。
秋に収穫された小豆の皮は柔らかくて皮まで食べられるので「つぶあん」にし、春の小豆は皮が固くて食べられないので「こしあん」になったと言われています。

■お供えするものは「おはぎ」や「ぼたもち」だけにこだわる必要はありません。
ご先祖様が好きだったメニュー・お菓子・嗜好品をお供えするのも良いでしょう。お供えしたものは、「おさがり」として食べる地域もあり、「おさがり」を頂くと風邪をひかないと言われ、縁起物とされる風習もあります。
今年のお彼岸は「お墓参り」と「お仏壇のお掃除」でご先祖様をご供養されてはいかがでしょうか?

メモリアル清水では皆さまの「ご供養」のアイテムを揃えて、ご来場をお待ちしております。

※掲載内容は書籍等を参考に一般的な例として監修したものであり、地域・宗旨宗派・ご信仰により異なります。皆さまのご信仰や風習にてご供養されますようお願い致します。